千年メルマガ No.12, 2025年12月「二次利用に関する国内外の政策動向と製薬企業のニーズ」
- maiikegaya
- 1 日前
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平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
千年カルテご参加医療機関の皆様、日頃より多大なるご協力をいただき、ありがとうございます。
この度、メールマガジン No.12「二次利用に関する国内外の政策動向と製薬企業のニーズ」を発行いたしました。
詳細は以下をご確認ください。
「二次利用に関する国内外の政策動向と製薬企業のニーズ」と題して、日本製薬工業協会の安中良輔様に レクチャーをお願いしました。
レクチャー内容:
・医療データ二次利用と国内外政策の最新動向、製薬企業のデータニーズを整理。
・医療データ利活用は、副作用リスク低減・新薬提供の迅速化・創薬力向上の3点で国民利益につながる。
・研究〜開発〜市販後まで、EHR・PHR・ゲノムなど多様で質の高いデータが不可欠で、MID-NETは
規模・内容とも限界がある。
・イスラエルの全人口ライフコースデータや米欧のRWD基盤を示し、日本とのデータ基盤格差を提示。
・ゲノムデータ活用は創薬成功率を高める「必須要素」。
・匿名加工ではデータの信頼性が低下し、前向き研究が出来なかったが、仮名加工医療情報により解析の
信頼性が向上し、前向き研究も可能に。
・EUのEHDSを参考に、日本も「日本版EHDS」を2027年法案提出へ向けて検討中。
・国際研究で日本は孤立傾向にあり、安全保障と国際連携を両立したデータ基盤整備が必要。
インタビュービデオ:20251128 LDIメルマガNo.12 製薬協 安中氏レクチャー
▼同内容のPDF版メールマガジンはこちら
これからも千年カルテは次世代医療基盤法のもと、医療分野における社会課題の解決の一助となることを目指してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
