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千年メルマガ No.8, 2024年7月「千年カルテのデータでAI開発」


平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

千年カルテご参加医療機関の皆様、日頃より多大なるご協力をいただき、ありがとうございます。


この度、メールマガジン No.8「千年カルテのデータでAI開発」を発行いたしました。

詳細は以下をご確認ください。


 

千年カルテのデータでAI開発

 

昨今のAI技術の急速な発展に伴い、医学・医療の分野でも、AIを利用した新たな技術開発が盛んになっています。

このたび、千年カルテでは、100を超える医療機関から集積されつつある貴重な診療データ(図1)を、診療、研究への利用だけに留まらず、集積された医療データ等を用いて医療知識ベースを開発、近い将来、研究者・医療者、電子カルテシステムからの医療上の問いかけに対応し、研究、診療を補助する知識ベースとして運用するプロジェクトを開始しました(図2)。


研究チームは京都大学、東京工業大学、Prime-R(株)、広島大学、岐阜大学の研究者で構成されています(厚生労働科学研究費 2024~26)。研究概要については、以下のビデオをご覧ください。

また、研究の詳細(人工知能、研究開発内容)については、以下のビデオをご覧ください。

(2024年5月の第30回 Seagaia Meetingで発表された内容。Copy Right: MedXMLコンソーシアム)


図1 千年カルテの概要とAI(人工知能・知識ベース)の関係




図2 今回の開発プロジェクトの概念図。電子カルテに記載された自然言語(非構造化データ)をAIが解析し、構造化データとしてRDBに格納する。この知識ベースへの自然言語での問いかけにLLM2を介して解答する。


▼同内容のPDF版メールマガジンはこちら


 

これからも千年カルテは次世代医療基盤法のもと、医療分野における社会課題の解決の一助と​なることを目指してまいります。


今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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